昭和伊南 リハビリテーション病床数35床に
昭和伊南総合病院に来年4月に開設する、「リハビリテーションセンター」の病床数は、52床から35床に削減することが決まりました。
これは、17日、伊那市のいなっせで開かれた、上伊那地域医療再生推進協議会で修正案が出され承認されました。
回復期医療部会の説明によりますと、回復期リハビリテーションの病床数は、人口10万に対し50床が適当であるとの学会の報告から、伊南地域の人口6万人にたいしては、35床が最適であるということです。
会議ではこの他に、病院間の医療情報をインターネット回線で共有するシステムについて、独自のネットワークを構築から、信州大学付属病院が提供する「信州メディカルネット」を利用する事が決まりました。
また、中央病院に新たに建設する救命救急センターの事業費およそ12億円などを盛り込んだ、総額37億円の平成24年度地域医療再生事業の当初予算案が承認されました。