紅葉とそばを楽しむ~行者そば祭り
行者そば祭りが、16日、伊那市荒井内の萱で行われました。
この日は、市内外から多くの人が訪れ、秋空の下でそばを味わいました。
行者そばは、昔、修行に向かう途中の行者が、内の萱でもてなしを受け、そのお礼に種を置いていき、村人が大事に守り育てたものだと言われています。
内の萱では、この地域を行者そば発祥の地として活性化させるため行われていて、今回が25回目です。
現在では、地区内でそばを作る人も減ってきているということで、祭りでは、広く伊那地域でとれたそばを使っています。
昨日はおよそ2千4百食が用意されました。
転勤で神奈川県から訪れた家族は、「天気も良く、紅葉を見ながら、外で食べるそばはとてもおいしいです。」と話していました。