西春近北小児童が林業体験
みどりの少年団の活動の一環で
伊那市の西春近北小学校の5・6年生は、みどりの少年団の活動の一環で、20日、地域の山林の枝打ち作業などを行いました。
西春近北小学校は、緑化活動を行うみどりの少年団を結成しています。
その活動の一つとして、毎年、地域の山林の整備を行っています。
20日は、5・6年生66人が、ノコギリを使って枝打ちや、間伐を行いました。
整備したのは、西春近財産区が管理している沢渡区柳沢のモクナイ平と呼ばれる一帯の、9年生のヒノキ林50アールほどです。
西春近財産区の議員10人ほどが参加し、子どもたちに指導しました。
議員は、「節のない木を育てるために枝打ちが必要」「木がたくさん光をあびて大きく育つために、間伐が必要」などと子どもたちに説明していました。
6年生は、去年も林業体験をしているということで、慣れた様子で枝打ちをしていました。
子どもたちは、20日、平成18年豪雨で被害を受けた柳沢の前沢川の復旧の様子も見学していて、財産区の橋爪俊夫議長は、「作業を通して、ふるさとの自然を大切に守ろうという気持ちを育てて欲しい」と話していました。
なお、11月1日には、西春近南小学校の児童も、林業体験を行うことになっています。