救急隊員と医師 救急車同乗実習
伊那消防署の救急隊員と伊那中央病院地域救急医療センターの医師との救急車同乗実習が31日から、始まりました。
実習は、医師に救急現場について知ってもらい、救急隊員は医師から対応を学ぶことで今後に活かしていこうと、毎年行われているものです。
31日は、伊那中央病院地域救急医療センターの丹野翔五医師が実習をしました。
署内で行われた訓練では、救急車の中に装備されている機材を確認したり、動く車内での胸骨圧迫を体験しました。
丹野医師は、「足場が不安定で体重がかけにくく、現場の難しさを実感した」と話していました。
実習を開始して15分。
突然の救急要請が入り、救急車に同乗し現場へ向かいました。
実習は、医師3人が3日間ずつ、9日間に渡って行われます。