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中沢小通学学習

中沢小通学学習

 駒ケ根市の中沢小学校(北原三千生校長)は24縲・6日までの3日間、5年生児童が同市東伊那の「ふるさとの家」で寝泊りして学校に通う通学学習を行った。同校では初の試み。児童らは家庭での日常生活では味わえない共同生活ならではの経験を通して、自立心や家庭のありがたさなどを学んだ。
 夕食はあらかじめ班ごとに決めておいたメニューを全員で協力して調理した=写真。手際良くテキパキと段取りを進める女子児童らに対して、男子は何をしていいのか分からず手持ち無沙汰でブラブラ。業を煮やした女子が「あれ持ってきて」「これ片付けて」と矢継ぎ早に指示を出してようやく料理は進み始めた。出来上がりは班ごとに時間差があったものの、それぞれのテーブルに焼きそば、串焼き、サラダ、みそ汁、スープなどが並び、全員そろって「いただきます」。少し焦げ過ぎの料理もあったが、自分たちで苦労して作った料理を「おいしい」と満足そうにほお張っていた。

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