秋の叙勲 旭日小綬章 三澤岩視さん(73)
伊那市福島
3日に発表された秋の叙勲。伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、4人が受章しました。
受章者の喜びの声を、シリーズでお伝えしています。
2日目の5日は、旭日小綬章を受章した、伊那市福島の三澤岩視さんです。
伊那市議会議員として地方自治の発展に功績があったとして旭日小綬章を受章した、伊那市福島の三澤岩視さんです。
三澤さんは、1956年に上伊那農業高校を卒業し、1970年に精密部品の製造会社を創業。
1987年、市議会議員に立候補、初当選を果たします。
以来、6期、23年市議会議員を務めました。中でも、旧伊那市、高遠町、長谷村の合併の際は議長として高遠長谷地区に何度も足を運んでは対話を重ね、合併推進に力を注ぎました。
受章について三澤さんは「私のような者が、という気持ちもあるが、一生懸命やってきたのでうれしい。」
「市民から要望があれば率先して行動し、縁の下の力持ちとしてやってきた」と6期23年の議員生活を振りかえりました。
そして一番印象に残っている事に新伊那市の誕生をあげ、「合併は本当に苦労した。いやいや合併するというようなことがあってはいけないので、高遠・長谷に何度も足を運び対話を重ねてきた。絶対に合併するんだという気持ちでお願いに行った。」
そしてこれからの議会に期待する事は、との質問には次のように答えました。「批判される事などいろいろあると思うが、市民のためにとにかく一生懸命やってほしい」