障害者社会就労センターの製品販売会 企業で初開催
工賃アップに期待
伊那市内の障害者社会就労センターの製品販売会が9日、(株)キッツ伊那工場で開かれました。
企業での販売会は初めてで、伊那市社会福祉協議会では、施設利用者の工賃アップなどに期待しています。
キッズ伊那工場の昼休み時間に合わせて販売会が開かれ、伊那市内4つの障害者社会就労センターの製品が販売されました。
今回の販売会は、キッツ伊那工場が何か地域に貢献したいと社協に申し出た事がきっかけで開かれました。
企業での販売会は今回が初めてで、社協では施設利用者が自立して暮らしていけるよう工賃アップにつながればと期待しています。
現在、伊那市内の施設の工賃は一人あたりひと月1万2千円前後で、少しでも多くの人に製品を買ってもらい、その利益を利用者に支払えるような仕組み作りが必要です。
販売会では、手作りの織物やジャム、小物などが販売され、訪れた従業員は好みのものを見つけ買い求めていました。
キッツ伊那工場と社協では、今後も定期的に販売会を開いていくという事です。