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従来の部局別予算枠配当制度を廃止

伊那市平成24年度予算編成会議

従来の部局別予算枠配当制度を廃止

伊那市の来年度予算編成会議が9日市役所で開かれ、白鳥孝市長が、住民サービスを落とさず、財政健全化を進める予算編成にするよう幹部職員に指示しました。
伊那市は、平成24年度、環境、健康、観光、教育、農業の4k+Aを柱に事業を進めるとしています。
予算編成にあたり、これまで部局別に予算枠を配当する制度を廃止し、事業ごとに積み上げます。
伊那市では、部局別の配当をなくすことで、より効率的で効果的な予算編成ができるとしています。
今回改定された財政健全化プログラムによりますと、来年度は、施設使用料や負担金、ハード事業の見直しが盛り込まれていて、3億9,000万円の歳出削減を目指します。
伊那市は、17.6パーセントと、県下19市の中で2番目に高い実質公債比率を平成27年度には、15.7パーセントまで引き下げ、今年度257億円ある市債残高は207億円まで減らし、79億円の基金残高を98億円に増やす目標値を設定していて、さらなる財政の健全化を進めるとしています。
伊那市の平成24年度予算案は、これから編成が始まり、年明けに原案が決定、理事者の査定を経て2月初旬に内示されます。

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