イベントで火災予防啓発
荒井区少年少女消防クラブが協力
秋の火災予防運動に合わせて12日、啓発イベントが伊那市の大型店駐車場で行われました。
啓発イベントは火災予防運動の一環として伊那消防組合が行ったものです。
12日は、伊那市荒井区少年少女消防クラブのメンバーおよそ30人がイベントに協力し、買い物客に、火災予防啓発用のパンフレットやポケットティッシュを配っていました。
イベントでは他に、はしご車の展示や、消火訓練なども行われていました。
伊那消防組合によりますと管内では今年、昨日現在で60件の火災があり、1人が亡くなっているということです。
これは、去年1年間の37件をすでに23件上回るハイペースとなっています。
火事の原因としては、焚き火の不始末やたばこの投げ捨てが多いということです。
一方、平成21年6月から義務化された、住宅用火災警報器の設置率は今年6月末現在で73%にとどまっているということです。
伊那消防組合では、これから火事が発生しやすい時期を迎えることから、啓発活動など火災予防に力を入れていくことにしています。