日ごろの成果堂々と
楠洲流聖楠会東部吟詠会が発表会
詩吟楠洲流聖楠会東部吟詠会(伊東英則会長)の第33回吟道発表大会が23日、高遠町西高遠の町総合福祉センターやますそであった。会員や聖楠会関係者ら100人余が集まり、日ごろの成果を披露した。
競争吟の序伝、初伝、中伝、奥伝の部は、口のあけ方や詩の内容に合った吟じ方などを審査し、会員らは堂々とはりのある声を吟じ、優勝を目指した。各種大会上位入賞者の特別吟の部では、第41回コロンビア全国吟詠コンクール信越大会第一部で準優勝した最年少の秋山祐里亜さん(10)=高遠北小4年=の発表もあった。
剣舞・詩舞の部、聖楠会5地区の代表者による吟の部など全102プログラムあった。剣舞・詩舞の部では、勇壮で華麗な舞を披露して、会場の拍手を集めた。
伊東会長は「過疎、高齢化のなか、新市になってからも会員増加に努め、友愛ときずなを深め楽しい会にしていきたい」とあいさつした。