いじめ根絶へ西箕輪中で討論会
いじめ根絶運動に取り組んでいる伊那市の西箕輪中学校で、学校内で孤立し悩んでいる人を作らないためにどうするかを考える討論会が17日開かれました。
西箕輪中学校には、いじめや差別のない学校を目指す人権宣言があります。
討論会は人権学習の一環で、今年で3年目です。
全校生徒が縦割りの15の班に分かれ、討論を行いました。
生徒達は、教室の中で一人ぼっちの人がいたら、「上から目線ではなく一緒にやろうと声をかける」「その人の個性を認める」など、考えを発表し合っていました。
討論のあと、全校生徒が体育館に集まり、班ごとに結果を発表しました。
生徒会長の木下柊平君は、「いじめられている人のことを思い、明日からできることを考え、行動していくことが大切。友達の身になってほしい」と呼びかけていました。