153号バイパス愛称「伊駒アルプスロード」に
命名者に感謝状
ルートの検討などが行われている国道153号バイパスの伊那市美篶青島間から駒ヶ根市北の原までの区間の愛称が、「伊駒アルプスロード」に決定しました。
17日は、伊那合同庁舎で愛称決定に伴い、愛称の発表と感謝状の贈呈式が行われました。
愛称を募集したのは、国道153号バイパスの1期工事と伊南バイパスを結ぶ伊那市美篶青島から、宮田村を通り、駒ヶ根北の原を結ぶ直線距離10キロの区間です。
7月から8月にかけて募集したところ県内外から108件の応募があり、「伊駒ロード」と「アルプスロード」を組み合わせ、最終的に「伊駒アルプスロード」に決定しました。
「伊駒ロード」で名前を応募した伊那市美篶の橋爪しげしさんと、日影の清水京子さんに、17日、伊駒アルプスロード懇談会委員長の白鳥孝伊那市長から感謝状が送られました。
白鳥委員長は、「道路は全てがつながって機能を発揮するので、リニアに早期に結束するためにも、愛称を通して取り組みを知ってもらい、取り組みに弾みをつけたい」と挨拶しました。
153号春富バイパス整備促進期成同盟会設立
また17日は、国道153号の伊駒アルプスロードのうち、伊那市の美篶青島から西春近までの伊那市区間の整備促進を図るため、期成同盟会が設立されました。
総会が伊那市の春近郷ふれ愛館で開かれ、伊那市、市議会、関係区などからおよそ50人が出席し、会長には白鳥孝伊那市長が就任しました。
会は、美篶青島から西春近までの春富バイパスの整備促進を目的としています。
今年度事業は、国、県に対する事業の促進要望、地域活動組織への支援協力などです。
総会では、伊那バイパスの箕輪町木下から伊那市青島までの事業促進、青島から駒ヶ根市までの早期事業化、道路財源の確保の3点を盛り込んだ決議書案を承認し、国会議員らに決議書を手渡しました。
会長の白鳥市長は、「道路整備は絶対必要。伊那谷全体の基幹道路として完成するよう国、県と連携し、実現に向け一歩踏み出したい」と話していました。