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上農生徒 雑穀カレーを被災地へ

上農生徒 雑穀カレーを被災地へ

 南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、学校で育てた雑穀を使って製品化した「雑穀カレー」を被災地に届けます。 
 25日は、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市と名取市への訪問を前に結団式が行われました。
「雑穀カレー」は、去年から雑穀の活用について取り組んでいる生産環境科の作物班が作ったものです。
 カレーには、もちきびやアマランサスなどの雑穀が使われています。
 栄養価の高いカレーを被災地に届けたいという思いから、試食会や研究を重ね、先月レトルトカレーとして製品化しました。
 販売会での売り上げ全てを今回のカレー代に充て、500食分用意しました。
 27日と28日の2日間、作物班7人の他、保護者と教師の合わせて9人で宮城県の石巻北高校と宮城県農業高校を訪問します。
 カレーの他に、全校生徒に呼びかけて作った寄せ書きと、試食のイベントの際に集めた義援金4万5,250円と同窓会の募金8万円も届けます。
 上農高校では、訪問を通し現地で必要とされている支援や、今後の復興に向け取り組むべき課題について生徒自らが考える機会にしたいと話していました。

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