松本盲学校の児童と生徒が展覧会を見学
松本市の松本盲学校の児童と生徒は、伊那文化会館で開催されている展覧会「遠き道 日本画の現在展」を22日、見学しました。
見学に訪れたのは、松本盲学校の小学部から高等部までの児童や生徒15人です。
見学は、展覧会の主催者が学校側に呼びかけたものです。
この展覧会では、目の不自由な人にも楽んでもらおうと、絵に関する解説が音声で聞けるようになっている他、絵の一部がレリーフになっていて、感触で楽しむことができます。
22日は、伊那市や箕輪町、辰野町のロータリークラブの会員の家族がボランティアで、生徒らに絵の形や大きさ、色使いなどを説明していました。
松本盲学校の教諭は「全盲の子もいるので、色々な工夫が施されていていい機会になった」と話していました。