プラムの里でサンルチンを使ってそば打ち
宮田村新田区の介護老人保健施設・プラムの里は22日、健康に良い成分が多く含まれるそばの新品種「サンルチン」を使ってそば打ちを行なった。入所利用者も挑戦。昔の思い出に浸りながら体験し、さっそく昼食で舌鼓を打った。
村内企業のタカノが自社で開発したサンルチンを寄贈。同施設で配食を請け負う日清医療食品の調理師酒井甲輔さんが、利用者を前にそば打ちを実演した。
酒井さんの指導で、意欲ある利用者がそばを切る場面も。「昔はよくやったもんだ」と、懐かしみながら包丁に力をこめた。
「母がとてもそば打ちが上手だった。体験してみて、思い出がよみがえった」と、喜ぶおばあちゃん。
昼食で打ちたてのそばが振る舞われ、「感激の味だ」と満面の笑顔で食べていた。
サンルチンは、血圧を維持する働きを持つ成分「ルチン」が通常品種の3倍以上。動脈硬化予防などで注目されている。
同施設は毎年そば打ちを行なっているが、開発元のタカノが利用者に喜んでもらおうと、初めてサンルチンを送った。