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宮田中生徒が車イス体験

宮田中生徒が車イス体験

 宮田村宮田中学校の生徒約30人が22日、村内をめぐる約4キロのコースで車イス体験を行なった。少しの道路の段差が、身体障害者や高齢者には大きな負担になることを体感。いつもとは違った目線で、誰もが住みやすい環境を見つめた。
 障害者やボランティアでつくる「ひまわり号宮田地区実行委員会」が主催し、12年前から実施。この日は、生徒会ボランティアサービス委員会とサッカー部員が参加した。
 車イスに乗ったり、押したり交互に体験。下り坂で予想以上にスピードが出たり、段差のたびに大きなショックがあることを肌で味わった。
 終了後、全員で車イスを清掃。3年生の有賀駿君は「段差がとてもこわかった。自分の足で歩けるということが、とても素晴らしいことだと感じた」と体験を振り返っていた。
 ひまわり号宮田地区の三浦次郎代表は「これを機会に、少しでも障害者の立場になって考え、ボランティアなどにも関心を持ってもらえたら」と話していた。

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