この冬一番の冷え込み
伊那地域で最低気温-5.6度
10日の伊那地域は最低気温-5.6度を記録し、今季一番の寒さとなりました。
朝8時、部活などで高校に向かう生徒たちが白い息を吐きながら登校していました。
この寒さは、日本上空に入り込んだ寒気によるもので、冬型の気圧配置となり寒い一日になりました。
伊那地域でも-5.6度を記録し、今季一番の寒さとなりました。
長野地方気象台によりますと、11日以降は、これほどの冷え込みはないものの冬型の気圧配置が続きそうだということです。
伊那スキーリゾートでは雪づくりスタート
この寒さを利用して、伊那市の伊那スキーリゾートでは今シーズン初の雪づくりが、9日夜から10日朝にかけて行われました。
10日オープンを予定していましたが、これまで作業に必要な-3度まで気温が下がらず、雪づくりができませんでした。
この日は、条件が整った午後6時頃から降雪機17台を使って作業が行われました。
散布された細かい水は、空気中のチリなどと一緒に固まり、溶けにくい雪となってゲレンデに積もります。
伊那スキーリゾートのスタッフは、出来るだけ早いオープンを目指し急ピッチで作業にあたっていました。
鷲尾晋支配人は「雪のまける気温まで下がり、ようやく冬という感じ。多くの人に来場してもらいたい」と話していました。
伊那スキーリゾートでは、17日のオープンを目指して、今後も作業を続けていくということです。