環境影響評価の中間結果報告
新ごみ中間処理施設
新しいごみ中間処理施設の建設に伴い6月から実施している環境影響評価の中間結果が13日、伊那市議会社会委員会協議会で示されました。
環境影響評価は、今年6月から行われていて気象や大気、動植物など13項目について調査しています。
このうち気象調査では地上付近で南東と西北西の風が吹く割合が約15%と最も多い事が分かりました。
上空500m以上では南風が主でした。
ダイオキシン類など大気の調査では、すべての地点で環境基準を大きく下回る良好な状態であることが報告されました。
8月と10月に行った動植物調査では、哺乳類が10種、植物およそ350種などが確認されました。
候補地の周囲1キロ以内にオオタカ等の猛禽類の営巣は確認されませんでした。
今回の調査結果は上伊那広域連合のホームページや広報上伊那で周知しています。
今後は、調査を1月と4月を中心に行い来年7月頃には全体の調査結果をまとめ報告会を開きます。
その後、周辺の環境に影響がないか予測と評価を行い10月頃に準備書にまとめて県の条例に基づき説明会を行っていくとしています。