雑穀たっぷりの弁当が完成
第1回雑穀料理コンクール
雑穀をより身近に感じてもらおうと、い縲怩ネ雑穀ネットワークが開催した「第1回雑穀料理コンクール」の表彰式が17日にいなっせで行われ、最高賞となる伊那市長賞には伊那市食生活改善推進協議会が選ばれました。
コンクールは「雑穀弁当」をテーマに行われ、料理研究家の江島雅歌さん、信大農学部の井上直人教授、フリーアナウンサーの久保田くに子さんが審査を行いました。
雑穀料理コンクールは、雑穀をより身近に感じてもらおうとい縲怩ネ雑穀ネットワークが今回初めて開きました。
11月からおよそ1か月間募集をかけたところ、伊那市を中心に主婦や高校生などから9つのレシピが寄せられました。
料理のしやすさ、独創性、盛り付け、味、地域性の5つで審査が行われ、審査員は味を食べ比べながら採点していました。
審査の結果、最高賞の伊那市長賞には、伊那市食生活改善推進協議会の弁当が選ばれました。
シコクビエのガレット風、鮭のアマランサス焼きなど4品で、種類の違った雑穀を多く使ったことが評価されました。
伊那市食生活改善推進協議会の小口まゆみさんは「普段なかなか使わない食材だけど、使ってみたら案外簡単に調理できた。いろんな人に試してもらいたい」と話していました。
い縲怩ネ雑穀ネットワーク発起人の吉田洋介さんは「短期間で多くの応募をいただき、とても驚いた。少しずつ浸透してきているような気がする」と話していました。
この他、JA上伊那賞に埋橋恵美さんと橋爪雅江さん、い縲怩ネ雑穀ネットワーク賞に上農高校1Aが選ばれています。
ネットワークでは、インターネットでレシピを公表するなど活用について検討していくということです