上伊那森林組合 ペレット売り上げ4割増の見込み
上伊那森林組合が製造している、ペレットストーブ用の燃料「木質ペレット」の売り上げは、前年度と比べ、4割増え、今年度は、およそ7400万円となる見込みです。
ペレットは、間伐材などを利用して作る事から、地球温暖化対策や環境問題の面から注目されています。
ペレットストーブの普及は、ここ数年の灯油価格の値上がりもあり、追い風となっていて、上伊那森林組合では、今年度は、昨年度より100トン多い、1千5百トンのペレットを製造します。
今年度、3月から10月までの売り上げは、およそ3100万円で、昨年度の同じ時期と比べ、6割程、増えています。
今年度の売り上げ見込みは、およそ7400万円で、昨年度より、率にして4割、金額にして2千2百万円あまり増える見通しだということです。
組合では、来年度、木材搬出用の機械化を進める計画で、「より一層のコスト削減に努めていきたいと」しています。