国道153号伊駒アルプスロードについて協議する検討委員会 発足
国道153号伊駒アルプスロードについて協議する検討委員会が27日、発足しました。
委員会では今後、道路整備計画の内容や住民参画の進め方などについて協議します。
27日は、伊那市の伊那合同庁舎で初めての会議が開かれました。
委員は、伊那市と駒ヶ根市、宮田村の議員や区長会長など18人で構成します。
委員長には、長野高専の柳沢吉保教授が選任されました。
柳沢さんは「道路機能を明確に位置付け、情報を発信し住民参画の懸け橋となれるよう取り組みたい」と挨拶しました。
伊駒アルプスロードは、伊那市美篶青島から宮田村を通り、駒ヶ根市へ抜ける直線距離およそ10キロの区間です。
意見交換で委員からは「東日本大震災で避難道路や復旧の為の幹線道路の重要性を感じた」「農村部を通過するが、トラクターの横断など道路機能を考える必要がある」などと意見が出されました。
県では「今後、数回にわたって住民説明会を開き、あげられた意見を検討委員会で協議し、概略計画ルート決定の参考にしていきたい」と話していました。