大人の自覚胸に 長谷地区成人式
年明けとともに、上伊那各地で成人式が行われ、新成人が大人の仲間入りを果たしました。
1日には伊那市長谷地区の成人式が長谷公民館で行われ、小学校時代に残したタイムカプセルを全員で開封しました。
今年成人を迎えるのは19人で、この日はそのうち16人が出席しました。
タイムカプセルの中から、成人の自分に宛てた手紙や思い出の品が出てくると、新成人らは思い出話に花を咲かせていました。
式では、池上謙長谷公民館長が「大人になったのと同時に権利と義務が生まれる。これまで吸収してきた知識を、地元長谷のために役立ててもらいたい」と式辞を述べました。
新成人を代表して保科勇介さんは「無事成人を迎えられたことに感謝したい。自覚と責任ある行動をとり、広い視野を持つようにしたい」と挨拶しました。
高遠町地区の成人式
2日には、高遠町地区の成人式が、高遠さくらホテルで行われました。
高遠町地区で今年成人となったのは65人で、そのうち式には男性25人、女性27人の合わせて52人が参加しました。
高遠町公民館の原和雄館長は「人生は平坦な道ばかりではないが故郷を愛するという気持ちを忘れず、それぞれの夢に向かって進んでください」と式辞を述べました。
新成人を代表して吉澤大さんは「成人としての自覚を新たに、郷土の発展のために最善の努力を尽くしていきたい」と抱負を述べました。
意見発表で加藤里実さんは「感謝の気持ちを忘れず、いくつになっても成長し続けていられる大人になりたい」と話しました。
南箕輪村 成人式
3日には南箕輪村の成人式が村民センターで行われ新成人は久しぶりに会った友人と大人になった喜びを分かち合っていました。
南箕輪村で成人となったのは、171人でそのうち式には男性57人、女性74人、合わせて131人が出席しました。
式の中で唐木一直村長は、「人の絆を大切に思い、成人として一層元気で力強く日々を過ごしてください。」と激励しました。
成人者を代表して木村亮さんは、「一人の大人として社会と向き合い、まわりに流されることなく自立したい。」と誓いの言葉を述べました。
意見発表で髙木清香さんは、「東日本大震災の悲しみを乗り越え、今年は希望の年になると信じている。復興への第一歩を踏み出すため私たちが行動しなければならない。」と呼びかけました。
新成人たちは大人になった自覚を胸に新たな一歩を踏み出していました。