糸ぐるま 新作紙芝居長谷中で初披露
ダム湖に沈んだ集落の思い出紙芝居に
伊那市長谷の大型紙芝居朗読グループ「糸ぐるま」は、地元の美和ダムの湖に沈んだ集落の思い出を紙芝居にした「湖底のふるさと」を制作し、13日長谷中学校で初めて披露しました。
旧長谷村の公民館長を務めた故池上良秋さんが綴った4編の詩をもとに糸ぐるまが4枚の切り絵の紙芝居を制作。
知人にメロディーをつけてもらい、代表の久保田文子さんが歌にして、歌いました。
紙芝居を見終わった生徒からは、「美和ダムにそんな歴史があるとは、知らなかった」「ダムを建設し、下流の地域に恩恵を与えた長谷の人たちは、すばらしいと感じた」などと感想を発表していました。