伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
2911/(金)

ニュース

みはらしファームで「せいの神」

上戸では一番遅いどんど焼き

みはらしファームで「せいの神」

伊那市西箕輪羽広の農業公園みはらしファームで正月飾りを燃やして無病息災・五穀豊穣を願う「せいの神」が22日に行なわれました。
「せいの神」は、みはらしファームと羽広区合同で行なわれています。
みはらしファーム入り口の牧草地には、各家庭で飾った門松やしめ飾り、2012本の〆の子が積み上げられました。
中心の竹は、高さ15メートルで、関係者は、県内でも最大規模と話しています。
午後1時、ファーム関係者や区の役員、地元の小学生など7人が点火し、火は、煙とともに次第に大きくなっていきました。
30分ほどすると中心に飾られた竹が崩れ落ち、火はますます大きくなっていきました。
この「せいの神」。一般的には、どんど焼き、三九郎などと呼ばれ、小正月の1月15日近辺に各地域で行なわれています。
羽広では、15日に獅子舞の舞い合わせもあり、毎年この時期に行なわれています。
せいの神は、「歳の神」がなまったものとされていて、この地域ならではの呼び名となっています。
この日、西箕輪の上戸でも地区独自にどんど焼きが行なわれました。
上戸は、14日からでえもんじが行なわれていて、でえもんじをおろす20日以降に地区のPTAが中心となり行っています。
この日集められた正月飾りや去年のでえもんじで各戸が家に飾っていた巾着飾りなどが燃やされました。
せいの神・どんど焼きでは、燃え残ったおきでもちを食べます。
このもちを食べると一年間病気をしないという言い伝えがあります。

前のページに戻る 一覧に戻る