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グルップボエンデ土地予約契約 調印式

伊那市の鳥居沢工業団地に進出

グルップボエンデ土地予約契約 調印式

 東京都杉並区の有限会社グルップボエンデが、食品開発と製造のために、伊那市横山の鳥居沢工業団地に進出します。
 26日は、伊那市役所で、土地売買の予約契約調印式が行われました。
 式では、伊那市の白鳥孝市長と、伊那市土地開発公社理事長の酒井茂副市長、(有)グルップボエンデの入倉哲郎社長が、契約を取り交わしました。
グルップボエンデは、都内で認知症高齢者のためのグループホームを運営している会社です。
 新たな事業として、食品開発と製造を計画していて、そのために土地の購入を検討していました。
 入倉社長の両親が伊那市出身であることや、事業に必要な農作物が採れることなどから、伊那市への進出を決めたということです。
 事業をスタートするのは3年後からですが、土地を確保しておくために、予約金として1割を支払う土地売買予約契約を伊那市と結びました。
 契約を結んだのは、横山の鳥居沢工業団地 およそ3千平方メートルです。
 白鳥市長は、「精一杯支援する。末永いお付き合いをお願いしたい」と挨拶しました。
 入倉社長は、「介護で培った経験を生かしながら、農業が発展できるような加工品の製造を考えていきたい」と話していました。
 なお、土地売買予約契約方式での契約は伊那市では今回が初めてです。

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