漆戸駿投手 甲子園での活躍誓う
地球環境高校、センバツ出場
箕輪町出身の漆戸駿投手を擁する佐久市の地球環境高校が第84回選抜高校野球大会に長野県代表として出場することが決まりました。
春の選抜高校野球で長野県代表として、甲子園出場が決まった地球環境高校のエース漆戸駿投手。
箕輪町北小河内に実家のある漆戸投手は小学2年生から地元チーム「守屋スネークス」で野球をはじめ、中学時代は伊北リトルシニアに所属。
地球環境ではエースとして活躍し、去年秋の北信越大会で準優勝。
選抜出場の切符を手にしました。
漆戸投手「甲子園は目標にしていたのですごくうれしい。今まで支えてくれた人に感謝したい。一番感謝したいのは親です。」
通信制の学校として初出場
長野県佐久市にある地球環境野球部の練習場。
雪が降った日は、練習前に選手たちが雪かきをします。
これまで練習していたグラウンドは今は使えず、選手たちは人工芝を敷いた、縦横50メートルほどの狭い練習場で汗を流します。
地球環境は通信制の学校で、野球部は平成17年に創部。
甲子園出場は初めてです。
羽鳥均監督の指導を受けたいと地球環境を選ぶ
野球をはじめた頃から甲子園に憧れていた漆戸投手は羽鳥均監督を慕って地球環境に入学しました。
羽鳥監督「漆戸投手は、緩急を使いながらバッターとかけひきをしていくことが上手になったピッチャー。センバツでは甲子園ということを意識して自分のピッチングできないということがないように心がけてほしい。」
監督としてこれまで塚原青雲高校を甲子園に導いた実績のある羽鳥監督指導のもと、漆戸投手は技術面、精神面ともに成長を遂げました。
「箕輪町代表として、しっかりやる」
漆戸投手「甲子園では自分なりの精一杯を出して、長野県代表として行くので恥ずかしくないプレーをしたい。地元から出れるという誇りをもって箕輪町代表としてしっかりやっていきたい。」
漆戸投手は地元や学校関係者をはじめ、多くの県民の期待を背に、甲子園での活躍を誓います。
第84回選抜高校野球大会は、3月21日から、12日間の日程で開かれます。