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伊那北高校理数科課題研究発表会

伊那北高校理数科課題研究発表会

 伊那市の伊那北高校で、理数科の2年生による課題研究発表会が28日、開かれました。
 伊那北高校の理数科では、毎年2年生が理科・数学の分野から興味、関心のある課題について1年かけて研究をしています。
 理数科の生徒40人が7つの班に分かれ、放課後や夏休みなどを利用して研究してきたもので、今日はその成果を発表しました。
 このうち地学班は、火山灰から見る上伊那の地層について発表しました。
 地学班は、「上伊那の地形は地震断層によるものである」との仮説を立て、伊那市西町、南箕輪村田畑など4地点の火山灰の分布を調べました。
 その結果、4つの地点で同じ堆積物が同じ順序で現れ、これは地震断層の特徴を示していることを説明しました。
 生徒は、「上伊那の地形は地震断層によるものである可能性がある」と考察を述べていました。
 伊那北高校では、「研究を通して地道な研究の大切さ、創造的、発展的な部分を培ってほしい」と話していました。

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