大徳王寺城址の案内看板設置
溝口郷づくりの会
南北朝時代の大戦乱「大徳王寺城の戦い」があったといわれている伊那市長谷溝口に、その言い伝えを記した案内看板が設置されました。
看板は伊那市長谷溝口にある常福寺の裏山に設置され29日序幕式が行われました。
看板を設置したのは、溝口の歴史や自然などについて学んでいる、溝口郷づくりの会で、伊那市元気づくり支援金事業を活用してつくられました。
伊那市文化財審議委員で長谷村誌歴史編編纂委員の久保村覚人さんが、地域に残る古文書をもとに調べた南北朝時代の大徳王寺城の戦いについての説明書きがあります。
それによりますと、西暦1300年代の南北朝時代、溝口に大徳王寺城という城があり、その城を中心に戦乱があったということです。
溝口郷づくりの会では、地域の歴史を広く知ってもらうことで、活性化につなげたいと話します。
溝口郷づくりの会では地域の歴史や自然について学ぶ学習会を開きボランティアガイドを養成する計画で、溝口のPRに努めていくということです。