マンガの間取りと建築模型展
漫画に登場する建物を模型にした「マンガの間取りと建築模型展」が3日から、伊那市の創造館で開かれています。
会場には、日本の漫画に登場する建物の模型と間取り図、100点が並べられています。
題材となった漫画は、昭和40年代の懐かしいものから、現在も連載されているものなど様々です。
これらの作品は、岩手県で建設コンサルタント業を営む景山明仁さんと、山形県在住の建築士、鎌田顕司さんが共同で制作したものです。
2人の活動を知った創造館の捧剛太館長が2人に依頼し実現しました。
作品は、漫画から畳の枚数や柱の位置などを読み取り、具現化したということです。
今回の展示に合わせ、創造館が松本市の業者に依頼し制作した建設当時の創造館を再現した模型も展示されています。
マンガの間取りと建築模型展は、4月1日まで創造館で開かれています。
2月19日には、景山さんと鎌田さんのトークショーが行われます。
期間中、入場料は無料ですが、東日本大震災の義援金を募ります。
また、伊那図書館では、宮沢賢治の童話を題材にした間取りと建築模型展が、26日まで開かれています。