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立春 福与城跡に春告げる福寿草

立春 福与城跡に春告げる福寿草

 4日は立春です。暦の上では4日から春となりました。
 箕輪町福与の福与城跡では、日当りのよい斜面で福寿草が咲き始めています。
 長野地方気象台によりますと、伊那地域の4日の最高気温は3.7度、最低気温はマイナス8.7度で平年並となりました。
 5日からは気温が上がり、6日には暖かくなりますが、8日以降は再び冬型の気圧配置となり、寒い日が続くということです。

作りたてを出荷 立春朝搾り

立春 福与城跡に春告げる福寿草

 また、日本酒「信濃錦」の蔵元・伊那市荒井の宮島酒店では、搾り立ての純米生酒「立春朝搾り」の出荷作業が行われました。
 出荷作業は4日朝5時前から始まり、搾り立ての原酒が瓶詰めされました。
 1月初めの寒の入りに仕込まれた原酒は、ちょうど立春の頃に搾りの時期を迎えます。
 全国38の蔵元でつくる日本名門酒会では、搾り立ての原酒を味わってもらおうと、15年前から立春朝搾りを出荷しています。
 宮島酒店でも13年前から出荷していて、今年は去年より1割ほど多い4千本を準備しました。
 瓶詰めが終わると「大吉大福」などと書かれたラベルを瓶に貼る作業が行われます。
 信濃錦を取り扱っている中南信の酒販店から15人程が作業を手伝いに訪れ、ラベルを丁寧に貼っていました。
 宮島酒店の宮島敏社長は「毎年立春が来て美味しいものが仕上がるとほっとする。搾りたての生酒の味を出来るだけ早く味わってもらいたい」と話していました。
 予約注文がほとんどですが、在庫を置いている酒販店もあり予約無しで購入することもできます。
 立春朝搾りは、720ミリリットル入りが1,575円、一升瓶が3,150円となっています

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