北小河内でお念仏講
無病息災を願う
家内安全や無病息災を願うお念仏講の行事が5日、箕輪町北小河内の中村集会所で行われました。
箕輪町北小河内の中村常会では毎年この時期にお念仏講の行事が行われています。
5日は、子どもからお年寄りまでおよそ50人が集まり、大きな数珠を回しました。
中村常会のお念仏講は地区内を流れる大堰が天竜川とは逆に流れている為、疫病や災いの原因とされ、その厄を払う目的で始まったとされています。
集まった人達は、輪になって座り大きな数珠を回しながら南無阿弥陀仏と唱えていました。
数珠の中には一つだけ大きな玉があり自分の所へ回ってくると頭を下げていました。
およそ20分数珠を回した後、家内安全で健康で過ごせるように、各家から集めた米でおにぎりを作ってみんなで味わいました。
中村常会の河手厚志常会長は「これからもこの伝統行事を守っていきたい」と話していました。