伝統芸能の公演「如月花神楽」
伊那谷に伝わる伝統芸能の公演「如月花神楽」が5日、伊那市のいなっせで行われました。
会場には、市内外からおよそ250人が集まりました。
民族芸能の要素をベースにした舞台活動を行っている5人組邦楽グループ「和力」が、伊那谷や、日本の伝統芸能を紹介しました。
メンバーらは、しの笛や太鼓の演奏に合わせ神楽やお囃子など11演目を披露しました。
また、伊那市荒井の小学6年生の女の子4人が、荒井神社に伝わる浦安の舞を披露しました。
浦安の舞は、平和を祈る心の舞として70年前ほど前から全国の神社で奉納されている近代神楽の1つです。
4人は「お宮でやるのとは雰囲気が違い、いい経験になった」と話していました。
主催した伊那芸術文化協会では「伊那谷や日本の伝統芸能を後世に残せるよう、今後も取り組んでいきたい」と話していました。