美和ダムに重機水没
ケガ人、油漏れはなし
伊那市長谷の美和ダムに土砂掘削工事を行っていた重機4台が水没しました。
これによるケガ人はなく、ダムを管理している三峰川総合開発工事事務所では監視を続けています。
三峰川総合開発工事事務所によりますと、水没した重機は土砂掘削用重機2台と運搬用クローラーダンプ2台です。
これらの重機は、ダム内に溜まった土砂を取り除く作業をしていました。
ダム内にはクレーン車で入れ、昨日の作業終了後、重機をダム内に、かり置きしていました。
しかし6日からの雨でダム内におよそ91トンの水が流れこみ7日朝重機が水没していることが確認されました。
これによるケガ人はなく、重機からの油漏れは、ないということです。
また現場にあった10リットルのガソリンが入った携行缶についても油漏れはなく美和ダム内で浮いている状態だということです。
三峰川総合開発工事事務所では、「今日の朝、重機をクレーンで引き揚げる予定だったが、想像以上に水位の上昇が早く、このような状況になってしまった。」と話しています。
重機を引き上げることができるまで水位が下がるには4、5日かかるということで、三峰川総合開発工事事務所ではその間、監視を続けることにしています。