福祉防災支援員養成講座開催
災害時の被害を減らす社会作りのためのリーダーを養成しようと、福祉防災支援員養成講座が伊那市の伊那文化会館で18日開かれました。
消防団や福祉施設の関係者、一般など、伊那市などから19人が参加しました。
これは、NPO法人環境・福祉事業評価センターが初めて開いたもので、県内6会場のうち伊那は5会場目です。
講師は、危機と共存する社会づくりに向け活動しているNPO法人シュアティ・マネジメント協会理事長の佐藤唯行さんです。
佐藤さんは、災害時に被害を減らすためには、信頼できる社会を作る必要があると話しました。
地震や台風などの危機が社会の弱い部分と出合うことで災害が起きると説明し、弱い部分を改善することで災害は防ぐことができると話しました。
佐藤さんは、災害に対処するために、危機が発生した後の自分を想像し、状況や行動を考えておいてほしいと呼び掛けていました。