春日姫の供養
高遠城主、仁科五郎盛信の側室だった春日姫の供養が11日、伊那市高遠町の弘妙寺で行われました。
この日は、春日姫が追っ手に捕らえられた伊那市高遠町の元半対(はんずい)集落の住民4人が出席しました。
春日姫は、織田軍が高遠城を攻めてきたとき、城をのがれて半対の集落に身を隠しました。
しかし、追っ手に捕まり殺されてしまったという言い伝えがあります。
江戸時代から明治の初めにかけ半対集落に不幸な出来事がたてつづけに起きた事から、それ以降毎年、春日姫の供養を行っています。
ある出席者は、「今後もこうした行事を続け後世に残していきたい」と話していました。