新山小 被災地に送るビデオレター撮影
本、手紙にあわせを24日に発送
伊那市の新山小学校の児童会は、東日本大震災の被災地の中学校に送るビデオレターの撮影を、23日行いました。
23日は、児童会長の前澤 倭(やまと)君と、副会長の橋爪 竜生(たつき)君が、ビデオカメラを片手に、教室を回りビデオレターを撮影しました。
ビデオレターは、「奇跡の避難」で知られる岩手県の釜石東中学校に送られます。
子どもたちは、釜石東中学校の生徒に向かってメッセージを送っていました。
新山小学校の児童会は、今年1月に、全校で被災地支援に取り組む事を決めました。
釜石東中学校では、中学生から本を読みたいという希望があがっていて、児童会では、本を贈ることにしました。
新山小学校には、釜石東中の生徒からどんな本が読みたいかという希望と、メッセージが届きました。
メッセージは、本を楽しみにしていることなど、感謝の言葉があふれています。
児童会が地域の人やPTAに声をかけたところ、150冊の本が集まりました。
本を贈ることにあわせて、全校ひとりひとりが書いた手紙と、ビデオレターを送ることにしました。
集まった本と手紙、ビデオレターは、23日、釜石東中学校宛に送られます。
新山小学校では、これをきっかけに釜石東中学校との交流を続けていきたいとしています。