形骸化した都市計画道路3路線廃止の見通し
伊那市都市計画審議会委員からは歓迎の声
今から60年前に伊那市で都市計画決定され形骸化した道路が都市計画道路としては、廃止される見通しとなりました。
路線区域は、建築制限がなくなります。
廃止される見通しとなつたのは、昭和27年に計画決定された1.8キロのかとう河東線、昭和27年に計画決定された600メートルの春日町狐島線、昭和56年に計画決定された760メートルの高遠長藤線の3つの都市計画道路で、廃止理由は、費用対効果が低い、既存の道路で代替可能、近くに代替路線が開通したことなどがあげられています。
24日市役所で開かれた都市計画審議会で廃止案が示され、委員からは、廃止を歓迎する声が相次ぎました。
市は、今後地元説明会などを行う計画で、平成24年度中の廃止決定を目指します。