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諏訪形区の災害復旧の現状を市長に説明

防災について市長と語る会

諏訪形区の災害復旧の現状を市長に説明

 地域の山を災害に強い山にしようと活動している伊那市西春近の諏訪形区を災害から守る委員会は25日、白鳥孝伊那市長に平成18年豪雨で災害にあった貝付沢の現状について説明しました。
 この日は、白鳥市長と委員会の会員などおよそ50人が現場を訪れ、現状を確認しました。
 諏訪形区は、平成18年豪雨災害で貝付沢から流れ出た土砂の流出や大水による床下浸水の被害を受けました。
 地元住民らで作る、諏訪形区を災害から守る委員会では、災害に強い山作りをしていこうと、ケヤキやクヌギなどを植樹する活動などを継続して行なっています。
 市長による視察は現状を見てもらい、今後につなげていこうと企画されました。
 委員らは、植樹したクヌギが全てサルに食べられてしまったことなどを白鳥市長に説明していました。
 また、貝付沢の砂防えん堤周辺を見まわるための巡視路の設置について要望していました。
 白鳥市長は「本当に大変な作業を継続してやっている。一生懸命やっている活動に対して支援するのが私達の仕事。出来る限り応援していきたい」と話していました。
 酒井久委員長は「充実した視察をしてもらうことができた。自分たちだけでは資金的に厳しい面もあるので、少しでも支援してもらえたら」と話していました。
 諏訪形区を災害から守る委員会では、クヌギやケヤキの植樹など、自分たちでできる活動を今後も出来る限り継続していきたいとしています。

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