多彩な菊 ふくいくと
伊那千秋会・菊花大展示会始まる
伊那千秋会(福澤英夫会長、25人)の第46回菊花大展示会が28日、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で始まった=写真。菊の香り漂う会場には、大輪の見事な花を見ようと、上伊那を中心に県内外から多くの愛好者が訪れている。
大輪菊、懸崖(けんがい)菊、盆栽菊や、家庭でも飾れる大きさに育てた「だるま」や「ふくすけ」などさまざまな部門で約300点を展示。高齢化に伴い5人が退会したが、作品数は残りのメンバーの努力で例年並の数がそろったという。
27日の審査会で総合第1位の「知事賞」に選ばれたのは伊那市西町の福澤会長の大輪菊(品種・久米満山)。花びらがきれいにまとまっている・ス花ぐみのうつくしさ・スなどが評価された。受賞は15年ぶり2回目となった。
「ふくすけの部」伊那毎日新聞社賞は、小沢つね子さん=伊那市上牧=の作品。
福澤会長は「今年は猛暑のため栽培に苦労したが、会員の努力もあって花の出来映えはよい」と来場を呼びかけている。
11月3日まで。開場は午前8時縲恁゚後5時(最終日は正午)。