伊駒アルプスロード 4つのルート案
国道153号伊駒アルプスロード検討委員会
国道153号バイパス伊駒アルプスロードの4つのルート案が27日開かれた検討委員会で、示されました。
伊那市のいなっせで開かれた検討委員会には、関係する伊那市、駒ヶ根市、宮田村の議員や、区役員など20人が出席しました。
この日は、伊那建設事務所から、ルートが決まっていない国道153号バイパス伊駒アルプスロードのルート案が示されました。
ルート案では駒ヶ根市北の原を起点とし伊那市青島を終点としていて、駒ヶ根市、宮田村、伊那市西春近までの区間(1)と天竜川をわたった伊那市東春近、富県の区間(2)に分けます。
ルートは色分けした2本の線の間で絞り込まれることになっています。
区間(1)のルートA案は、宮田村の商店街を通ります。
ルートBは天竜川沿いを通過させるコースとなっています。
区間(2)のルートCは現在の地形に沿った形で道路をつくり、天竜川と三峰川に橋をかけます。
ルートDは天竜川沿いを通過するコースでこちらも天竜川、三峰川に橋をかけます。
今後は、区間(1)のABと区間(2)のCDを組み合わせたものと道路整備をしないという5つのケースで検討が進められます。
委員からは、農地への影響に配慮してもらいたいという意見や、国道153号の渋滞解消に最も効果のあるものにしてもらいたいという声があがっていました。
伊那建設事務所と関係自治体ではこれらのルート案に関する住民説明会を開き、意見を聞くことにしています。