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JA上伊那 米殻施設再編される見通し

JA上伊那 米殻施設再編される見通し

 JA上伊那が運営するカントリーエレベーターなどの米殻施設は老朽化が進んでいます。
 効率のいい運営を進めるため、それらの施設は3年から5年かけて再編される見通しとなりました。
 JA上伊那の臨時総代会が28日、伊那市のJA上伊那本所で開かれ、米殻施設の再編案が可決されました。
 現在、上伊那に11か所あるカントリーエレベーターやライスセンターは、建設から30年が経過したものもあり、米の品質保持に必要なコストが膨らんでいます。
 JAでは、施設の効率良い再編により広域利用体制へ移行させたい考えです。
 再編計画によりますと、上伊那に14基ある施設のうち、南箕輪ライスセンター、美篶カントリーエレベーター、飯島カントリーエレベーターの3施設を上伊那の拠点施設として整備するものです。
 再編に伴い、東春近ライスセンターなど4施設を一時集荷のみ行う中継基地とする他、残る施設についても改修を行う計画です。
 再編に係る経費は3年から5年の間におよそ17億円を見込んでいて、そのうちのおよそ10億円を国の補助事業で賄う考えです。
 臨時総代会にはおよそ290人が出席し、米穀施設の再編案は賛成多数で可決されました。

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