上伊那積雪20センチ 交通機関に乱れ
29日の上伊那地域は、低気圧の影響でまとまった雪となり、JRや高速道路などの交通機関で乱れが発生しました。
伊那市荒井にある伊那消防署の観測によると、28日の午後3時からの29日の午前9時までに最大20センチの積雪を観測したということです。
伊那警察署によりますと、管内では車のスリップ等による物損事故が20件発生しましたが、人身事故は無かったという事です。
JR飯田線では辰野町の羽場駅構内の信号機が故障した他、中川村の片桐駅と松川町の伊那大島駅の間で線路内に竹が倒れるなどの影響がありました。
これにより、午前7時縲恁゚前8時半まで上下線とも運転が見合わされ、一部、運休や遅れが発生しました。
中央自動車道は事故と雪の影響により東京方面に向かう上り線が、伊那・諏訪インター間などで午前中通行止めとなりました。
この通行止めの影響で、伊那バスでは東京方面の高速バスの上下線で最大3時間の遅れが発生し6便が運休となりました。
長野地方気象台によりますと、明日3月1日は、高気圧に覆われ天気は回復しますが、朝は氷点下となる見通しで路面の凍結に十分注意してほしいと呼びかけていました。