巣立ちの春 高校で卒業式
~伊那北高校 262人卒業~
上伊那の3つの高校で2日、卒業式が行われ卒業生達は夢と希望を胸に学び舎を巣立っていきました。
このうち伊那北高校では、今年度、男子141人、女子121人の合わせて262人が卒業を迎えました。
卒業生は在校生や保護者が見守る中、体育館に入場しました。
各クラスの代表生徒が、松山敏彦校長から卒業証書を受け取りました。
松山校長は、「混迷する現代社会で、困難にひるまない優れた見識を持てる人となるよう、常に学び続け、志を高く歩んでほしい」と式辞を述べました。
卒業生を代表し後藤伸太郎君は「日本の復興を担う社会人となれるよう、高校生活で得た教訓をこれからの人生の糧としていきたい」と答辞を述べました。
今年度の伊那北高校の卒業生262人のうち、260人が進学を予定していて、2名が就職するということです。
伊那西高校卒業式
また、この日は伊那西高校でも卒業式が行われ、131人が学び舎を後にしました。
伊那西高校では、式の後に1、2年生が卒業生を見送るのが伝統になっています。
廊下に並んだ1、2年生は部活の先輩を見つけると花束や手紙を渡していました。
受け取った卒業生からもお返しの手紙が後輩一人ひとりに渡され、最後に写真を撮るなどしてお互い別れを惜しんでいました。
上伊那地域の残り6校の卒業式は3日に行われる予定です。