箕輪町の畜産農家柴勇一郎さん 農林水産大臣賞を受賞
全国青年農業者会議の意見発表で
箕輪町の畜産農家柴勇一郎さんは、2月に東京都で開かれた全国青年農業者会議の意見発表で、最高賞にあたる農林水産大臣賞を受賞しました。
2日は、柴さんが伊那市のJA上伊那本所を訪れ、宮下勝義組合長に受賞を報告しました。
農業者会議は、若手農業者が農業経営について意見を発表するもので、柴さんが出場した畜産部門には、全国から4人が出場しました。
受精卵を利用した和牛の繁殖、飼育を行っている柴さんは、地域の畜産振興を視野に入れたこれからの農業経営や、これまでの取り組みについて発表しました。
柴さんは「地域の看板を背負っているという自覚を胸に、自分の思いが伝えられた」と話します。
宮下組合長は「地域のために取り組む姿勢がとても心強い。若い人が地域を元気にしていってほしい」と話していました。