長谷を中山間地域での小水力発電のモデル地区に
伊那市の白鳥孝市長は、長谷地域を中山間地域での小水力発電のモデル地区とする考えを、7日に示しました。
これは、7日に開かれた伊那市議会一般質問で、議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は、質問に対し、「伊那市での自然エネルギーの活用は、小水力、太陽光、木質バイオマスなど複数選択肢があるが、小水力を重点的にとらえている」と答えました。
小水力発電について伊那市では、農業用水路や砂防堰堤を活用した発電の可能性を検証し、長谷を小水力発電普及のモデルケースとする方針です。
白鳥市長は、「特に大規模災害が発生し、地域が孤立していまったような場合でも電力がまかなえるようなケースを想定しながら取り組んでいきたい」と話していました。