松くい虫被害 北上はなし
松くい虫防除対策協議会
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が、8日、伊那合同庁舎で開かれ、上伊那管内で被害の北上は見られないことが報告されました。
上伊那地域の12月末現在の松くい虫被害量は、4,673立方メートルで、去年の4586立方メートルから、2%の微増となっています。
箕輪町の福与で平成20年に被害が確認されたのが最北端で、今のところ北上はしていないものの、伊那市では、緩やかではありますが東西への拡大が始まっているということです。
松くい虫防除対策協議会では、DNA鑑定による新たな診断法の導入を検討していて、被害の先端地域の判定に活用したいとしています。