箕輪町防災会議 地域防災計画見直し
原子力災害対策盛り込む
箕輪町防災会議が8日、箕輪町役場で開かれ、新たに原子力災害対策などについて盛り込んだ地域防災計画が承認されました。
8日の会議には、関係者およそ30人が出席しました。
地域防災計画は、国の防災基本計画に基づき各市町村で作成しているものです。
今回新たに、福島第一原発の事故を受け、放射能で汚染された廃棄物の取り扱いや町外からの避難者の受け入れなどについて示した原子力災害対策を盛り込みました。
他に、町内の5つの小学校と箕輪進修高校、社会体育館を新たに二次避難所に指定しました。
箕輪中学校の体育館については、耐震化工事終了後に指定するということです。
地域交流センターは、これまで避難所に指定されていましたが、今後は地震の時の対策本部となります。
他に、パブリックコメントとして寄せられた知的障がい者の福祉避難所について、福祉施設との協定の締結を進めるなど計画に反映させたということです。
地域防災計画については、伊那市と南箕輪村でも見直しを行うということです。