池坊伊那支部のいけばな展
550年の歴史を持つ池坊伊那支部のいけばな展が9日から、伊那市の伊那商工会館で始まりました。
池坊は、平安時代に始まったとされるいけばなの流派です。
会場には、伊那支部の会員の作品およそ180点が並んでいます。
さくらやチューリップなど、春の花を取り入れた作品が多く展示されています。
「立て花」と呼ばれるこの作品は、いけばなの原型とされています。
他にも花の種類を少なめにし、広い空間を表現している現代の作品など時代ごとの生け方を展示しています。
いけばな展は、12日月曜日まで伊那市の伊那商工会館で開かれています。
10日までは前半の部の作品が、11日からは後半の部の作品が展示されるということです。