「飯田線を活かした元気なまちづくり」シンポジウム
10日は「飯田線を活かした元気なまちづくり」をテーマにしたシンポジウムが駒ヶ根市で開かれました。
シンポジウムは飯田線を活用した地域づくりについて考えようとJR飯田線利用促進連絡協議会が開いたもので、会場にはおよそ250人が集まりました。
シンポジウムでは白鳥孝伊那市長など4人がパネリストをつとめ白鳥市長は飯田線の活用について次のように述べました。
JR飯田線利用促進連絡協議会副会長 白鳥孝伊那市長「毎月、飯田線で何かやっているぞ、ということで全国から人を集めることができるのではないか。辰野ではホタル列車。伊那では、さくら祭り号など電車を使って観光に訪れる人を増やすことをやっている。これから飯田線100年の記念行事として秘境列車を走らせるほか、縁結びの婚活列車など様々なことを上伊那8市町村で検討している。そういうことによって客足が増えてくるということ。そうすると便利さのほかに別な要求が出ることもあるので、そうしたときに飯田線の高速化ということがステップアップするチャンスが来る気がする。」
シンポジウムでは、それぞれの自治体の立場から飯田線を活用した観光振興や、地域発展につなげようとする意見が出されていました。