3.11から1年 各地で追悼イベント
午後2時46分にサイレン 黙祷
去年3月11日に起きた東日本大震災から1年。
各地で追悼イベントや脱原発集会などが催されました。
伊那市は、震災で亡くなった人への冥福と被災地の早期復興を祈って地震発生時刻の午後2時46分に防災無線でサイレンを鳴らしました。
つり鐘をついて震災被災者を供養
伊那市高遠町の遠照寺では、地元の小学生たちがつり鐘をついて、被災地に思いをはせていました。
遠照寺では、去年の震災以来、「いのちにいのりを」をテーマにかかげ、短いメッセージを子どもたちに書いてもらい、震災最大の被災地、宮城県石巻市の集団埋葬墓地がある鰐山霊園に納めています。
子どもたちは、静かに手を合わせてつり鐘を鳴らしていました。
松井教一住職は、「被災地とかかわりあうことで、家族や親子の大切さを学んでいってほしい」と子どもたちに呼び掛けていました。
デモ行進で脱原発をアピール
11日は、脱原発集会も県内各地で行なわれ、デモ行進などで、脱原発をアピールしました。
伊那市役所で行なわれた脱原発上伊那集会には、約200人が集まりました。
参加者は、3.11を忘れない、なくせ原発などと手書きのプラカードを持参し、集会のあと、伊那市役所からナイスロードを通ってベルシャイン伊那店までをデモ行進しました。